北三陸ヒストリア デジタルアーカイブ|KITASANRIKU Digital Archives

線刻阿弥陀三尊鏡像(瑞花双鳳八稜鏡)

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線刻阿弥陀三尊鏡像(瑞花双鳳八稜鏡)
線刻阿弥陀三尊鏡像(瑞花双鳳八稜鏡)
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センコクアミダサンゾンキョウゾウ(ズイカソウホウハチリョウキョウ)
線刻阿弥陀三尊鏡像(瑞花双鳳八稜鏡)
地域 中心街
所在地 久慈市川崎町1-1 久慈市教育委員会
年代 平安時代後期(10世紀後半~11世紀前半)
指定年月日 市・平成30年3月20日
解説 この鏡像は、平成27年に昼場沢(ひるばさわ)遺跡の発掘調査により出土したものである。
鏡の形式としては、縁辺に八つの稜がみられる「八稜鏡(はちりょうきょう)」で、背面に架空の花である「瑞花(ずいか)」と、架空の鳥である「鳳凰(ほうおう)」二羽の文様があることから「瑞花双鳳八稜鏡(ずいかそうほうはちりょうきょう)」と呼ばれるものである。
また、この鏡の鏡面には、仏像が細かな線で刻まれている。鏡に仏像などを刻んだものを「鏡像(きょうぞう)」というが、本例は「阿弥陀如来(あみだにょらい)」・「竜樹菩薩(りゅうじゅぼさつ)」・「地蔵菩薩(じぞうぼさつ)」が線刻されていることから、「線刻阿弥陀三尊鏡像(せんこくあみださんぞんきょうぞう)」とも呼ばれる。上方には天蓋(てんがい)も描かれており、優れた絵柄である。
日本最北の鏡像出土例であり、仏教伝来のあり方を知るうえで貴重な資料である。